春はえぐみの予感・・♡
こんにちは。一雨ごとに暖かくなり、いよいよ春本番となりました。
動物たちも冬眠から目覚め、植物もかわいい芽を出し始めました。
自然界のエネルギーがモリモリと湧いてくるこの時期、花粉症など困ったお悩みの声も聞こえてきましたが、どうか負けずに、健やかにのびのびと春を味わっていきたいですね。
さて、春はえぐみの季節。ふきのとうにウド、こごみ、ふき、タラの芽など、春に採れるえぐみや苦味のある山菜は、冬の間に身体に溜め込んだものをデトックスしてくれます。
冬眠から目覚めた野性の動物たちも、まずははじめに山菜を探しにいくとか・・
この時期は、積極的に食事に取り入れていきたいですね。
さて、春は東洋医学でいう五臓六腑のうちの「肝(かん)」のトラブルが多い季節です。
肝の気は、もともと上へ上へのぼりやすい性格を持っていて、特に春は注意が必要です。肝の気が上り過ぎると、イライラ、肩こり、頭痛、のぼせ、耳鳴り、吹き出物、鼻血、鼻水など、体の上のほうの不調を引き起こしてしまいます。
大事なのは、気の巡りを滞らせないこと、なめらかに身体全体を流れるように促し、身体のどこか一部分に余分な熱が溜まらないようにすることです。
特に過剰なストレスは、身体に余計な熱を作り出します。ストレスで体の不調を感じたら、その熱をクールダウンすることで、ストレス性の不眠、頭痛、目の充血、ほてりなどが良くなることがあります。
ちょっと東洋医学の難しい話になってしまいましたが・・・
そんなわけで、春は気を良く巡らせてくれる食べ物、身体の余分な熱を冷ましてくれる食べ物、を選ぶようにしてみましょう♪
↑これらの食材は、身体の余分な熱を冷まし、気の巡りを良くします。
また、水分代謝も助けるので、湿気が増えてくる春以降にも継続して摂るようにすると良いですね☆
るんるんな春のレシピ
セロリのおつまみサラダ
(材料)
セロリ 一束分
きゅうり 1本
みょうが 1個
塩昆布 適量
- セロリときゅうりは食べやすい大きさにななめ切りする。
- みょうがは細切りにする。
- 塩昆布をまぶす。
- 全体をよくもんで、15分ほど置く。
- お好みで少量のオリーブオイルを垂らしできあがり。
まるで春を食べているような味わいです。
花粉症でくしゃくしゃしているとき、気持ちがざわざわして落ち着かないとき、きっとあなたを上手にクールダウンしてくれるでしょう☆彡