水分の摂り方
こんにちは。眩しい新緑の季節がやってきました。
日中の気温も上がってきて、汗ばむ陽気に体中の毛穴が開いてきたようです。
暖かくなってくると水分を摂る機会もぐっと増えますね。
春と夏は特に喉の渇く季節。飲みものの種類もですが、温めて飲むのか冷たいのか、常温なのかも気になったりして・・・。
人の体は60~70%は水でできていますが(そう考えると私たちは水ですね!)、全く水分を摂らないと、3日も生きていられません。
内臓が動いたり、体温を保ったり、筋肉を動かしたり、呼吸をしたり、生理活動を保つにはいつも水が必要です。
だからこそ、その飲み方一つで体調が大きく変わってくるんです。
《ポイント5つ》
1日1.5ℓが目安
体重(㎏)×40㎖が1日に必要です。50㎏の人なら、1日に2ℓになります。
これは、食事として摂る水分も含めての量なので、きちんと3食食べている人であれば、お水として飲む量は1.5ℓくらいになります。
また、逆に水分を摂りすぎると「冷え」の原因にもなりますので、気を付けてくださいね。
温めて飲むのがよい!、けれど・・・
胃の裏に太い動脈があるので、冷たいものを飲むと一気に体が冷え、温かいものを飲むと全身がポカポカします。体調や季節によって、調整してください。
喉が渇く前に、こまめに
喉が渇いたなぁ~という時には、体が既に脱水状態になっています。
そうなる前に、こまめにちょこちょこ飲むのがベスト。だいたい1時間に1回、コップに軽く1杯は飲みましょう。
また、一気にたくさん飲むと、胃腸の負担になります。水は1日を通して必要になりますので、こまめに少しずつ飲んでくださいね。
まとめて飲んでも汗や尿で排出されてしまいます。
「水」がやっぱりいい
ジュースやコーラは、糖分や添加物も一緒に摂ることに。
水分を摂るならば、やはり水(水道水でOK)か、ノンカフェインのお茶などが良いです。
むくみには、運動やタンパク質を
むくみが気になるからと、水分を控えるのはNG。
むくみの原因は、運動不足で筋肉のポンプの働きが弱く、水分がきちんと心臓に戻らないタイプや、タンパク質不足で余分な水分が細胞にとどまってしまうタイプなどあります。
どちらも生活習慣を見直すことで改善できますね。

また、指で押してもへこみが戻らないような病的なむくみには、腎臓や心臓の病気が隠れていることもあります。気になる場合には、一度病院で診てもらいましょう。
《薬膳memo》
これから暑くなり、そして湿気の多くなる季節、水分補給におすすめのお茶をご紹介します。
- とうもろこし茶
- むぎ茶
- くろまめ茶
- あずき茶
これらは、体の中の余分な水分を排出し、むくみやだるさを改善する働きがあります。

もちろん、お茶としてだけではなく、食材として摂っても同じ効果が期待できますよ(^^)/