質の良い睡眠を取り『寝たら治る体』を目指そう 第一部
熟睡で生活の質を改善、『寝たら治る体』を目指そう
熟睡とは副交感神経が優位となり、リラックスして眠っている状態の事を言います。
しかし熟睡できたかどうかは主観によるもので明確な基準はありません。
熟睡には適正な睡眠時間がポイントになりますが人によって違うため時間の記録を取ってご自身にあった時間を探してみてはいかがでしょうか?
一般的に目が覚めて気分がすっきりしていたり、日中に眠気を感じず元気に活動出来ていれば熟睡できたと考えられます。
熟睡のためのポイント
1・就寝前に照明を暗くする
脳が明るさを感知すると交感神経が優位になり、体内時計に乱れが生じやすくなります。
さらに睡眠ホルモンといわれるメラトニンの分泌量も減ってしまいスムーズに入眠できなくなります。
就寝前は部屋を暗めにして遅くとも1時間前位からはブルーライトを発生するPCやスマホなどの使用をやめましょう。
2・自分に合った寝具を使いましょう
枕やマットレスなどの寝具が自分に合っていないと、体に負担がかかりリラックスした状態にならず眠りを浅くしてしまいます。
枕は高すぎても、低すぎても気道や血管などを圧迫し筋肉や関節に負担をかけます。
立っているときと同じ姿勢で横になれる枕を選びましょう。
マットレスは自分の体質や睡眠タイプによって合わせてみましょう。
目安として低反発マットレスは睡眠中寝返りの少ない方や睡眠時間3~4時間のショートスリーパーといわれる方には適していると言われています。
高反発で硬めのものは、筋肉質やアスリートに向いていると言われています。
またスリムな方は柔らかめ、標準体型の方は中くらい、がっちり体系の方は硬めが合うと言われています。
寝返りのしやすさも重要なので幅も十分あるか確認しましょう。
3・寝室の空気を毎日入れ替える
換気が悪く湿気がこもる寝室ではカビやダニが発生しやすくなります。
このような異物を寝ている間に吸い込むと体が排除しようと反応するので眠りが浅くなります。
セキやくしゃみ、鼻水などアレルギー症状が出る方は寝具を清潔にし、部屋の換気を行いましょう。
空気清浄機なども有効です。
4・なるべく静かな環境にする
40デシベルを超える音がする中で眠ろうとすると覚醒度が上がり入眠しにくくなります。
なるべく静かな環境を作る事が望ましいのですが逆に無音状態でも不安になり質の良い睡眠を取りにくくなります。
40デシベル以下の音、例えばそよ風に揺れる木の葉の音や静かな図書館の音位がお勧めです。
場合によっては遮音フィルムを窓に貼ったり、カーテンを厚めにするなどの対策も検討してみましょう。
いかがでしたでしょうか?
良い睡眠を取るための方法は沢山あると思いますが参考にしてみてください
機会がありましたら第二部もご覧ください