免疫力低下のサイン
毎日仕事に追われ、心に余裕がないと血圧が上昇し、体温が低下した状態が続く事があります。
すると交感神経が緊張し免疫力が下がりますが、その時のいら立ちやクヨクヨした精神状態は身体に顕著に現れます。
イライラする状態が続くと、脈が速くなり血圧が上がっていきます。
更に余裕が全くなくストレスによる不摂生が続いたりすると、動脈硬化が進み、下の血圧(拡張期血圧)が高くなる事があります。
血圧の上(収縮期血圧)と下の差が縮まった時に血液の循環障害が進行し、体内の物質が十分に運搬されずにいると、顔色が悪くなり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。
下の血圧の上昇を見逃さない!
この状態になる前の、血圧の上昇が上の血圧だけに留まっている段階で、気分転換や睡眠時間、仕事のペース配分を考える等の対策が必要です。下の血圧の上昇を見逃さない!これは大事です。
また、筋肉量の少ない女性に多いのが低体温です。
体から出ていく熱量が、体内で産生される熱量よりも多い時にみられます。
平熱が35.5度~37度くらいまでが免疫力が正しく働き、35.5度以下の低体温が続くと、副交感神経が過剰に優位になり、筋肉からの発熱が少なくなって基礎代謝が下がると、免疫力も下がり病気になりやすくなります。
気力がわかない時や、マイナス思考ばかりに陥る時は、体温を測ってみましょう。
低体温の改善法
低体温の改善法としては、身体を温めると言われる食べ物、南瓜やゴボウ、ニンジン、玉葱等の根菜類を積極的に食事に取り入れたり、適度な運動、生活のリズムを整える、湯船にゆっくりと浸かることを、まずはお薦めします。