姿勢の悪さがコリと痛みを発生させる
猫背だから、姿勢が悪いから、肩こり、腰痛、あるいは膝痛が起こると言われたことはありませんか?
では、なぜ姿勢が悪いからそのような症状になるのでしょうか?
ポイントは頭です。
実は頭は重い!
皆さんは日頃、頭の重さ(重量)を感じていますか?
頭の重さは体重の10分の1程度、おおよそ、5~7㎏といわれています。
ボーリングでいえば、11~15ポンドのボールの重さぐらいでしょうか。
重いですよね!?
その頭が体の一番上にあるわけですが、私たちは無意識のうちに筋肉と骨格を使って頭を支え、バランスを取っているため、重さを感じにくくなっています。
筋肉と骨格を使えていないとどうなるか
筋肉と骨格を使えていないとどうなるでしょう?
電車の中で座りながら、または立ちながら居眠りをしてしまった経験はありませんか?

電車で寝てしまったこと・・・私は幾度もあります(;^_^A)
あるいは、そういう人を見たことはありませんか?
完全に筋肉と骨格を使えていない場合、頭が前傾するとガクッ顔が下に落ちたり、後傾すると窓ガラスに後頭部をゴンとぶつけたりします。
首が座らない赤ん坊と同じような状態ですね。
スマホを見る姿勢は負担がかかる
最近はほとんどの方がスマホを使ってますよね。
スマホを見る姿勢はかなり負担がかかるのです。
普段、感じにくい頭の重さですが、確実にその重さは体に負担をかけています。
私たちの体は頚、背骨、骨盤、股関節、膝、足首のすべての関節で、その負担を分散させて頭を支えています。
しかし、その分散が崩れる時があります。
それは関節を曲げた時です。
特に首や腰の関節など、角度が大きく曲がる箇所は、負担がそこに集中します。
スマホを見る姿勢は首を前傾させる為、首の関節、筋肉にかなりの負担をかけています。

長時間の前傾姿勢、または繰り返しの前傾動作で負担が積み重なり、関節を痛めたり、支える筋肉が疲弊してコリを発生させます。
そのようなことを起こさない為にも、不良姿勢は正しましょう。
正しい姿勢をとろう
正しい姿勢とは、頭頂、耳たぶ、肩(肩峰)、股関節(大転子)、膝のお皿の内側、くるぶしのやや前方が一直線になった姿勢です。
あるいは、壁を背にした時に、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部が壁につく姿勢です。
胸をはったり、背筋を伸ばしたり、骨盤を立てたりすることを意識している方は多いと思いますが、頭が体の軸に乗っていてバランスが取れているかも意識していきましょう!

正しい姿勢をとったとしても体に歪みがある場合は、頭の重さをうまく分散できていません。
上記の図の様な症状がある場合、まずは立川のヒカル整骨院鍼灸院にご相談ください!
歪みがあるか日頃からチェックしていきましょう!