新型コロナウイルスに感染した私の忘備録
こんにちは!杉並整骨院の院長外山です。
私は2022年2月に新型コロナウイルスに感染し、その自宅療養期間中にこの原稿を執筆しました。コロナに感染した方、濃厚接触者になった方、またその家族や友人の方々に何かしら有益な情報として発信できれば幸いです。
◆発症のきっかけ
0日目
症状は発熱と倦怠感から始まりました。その時点では喉の症状はなく、ひたすら寒気とだるさといったいわゆる風邪の症状でした。前日の東京は降雪で最高気温2.4℃と日中も身体の冷えを実感していました。これが発症のきっかけだと思われます。
時間が経つほどに症状は悪化し夜には体温が38℃を超えるほどになっていました。PCR検査を受けて感染の有無をハッキリさせたかったものの、この日は祝日でほとんどの病院は休診であったため「東京発熱相談センター」に連絡し、発熱外来のある病院をいくつか紹介してもらい、市販の解熱剤を飲んでその日は休みました。
◆発熱外来が空いてない!
1日目
朝、昨晩の解熱剤が効いたのか体温はいくらか下がっていたものの倦怠感は強い状態でした。朝9時に紹介された病院に電話するもどこも発熱外来は一杯だと断られました、それほど発熱患者が増えているということなのでしょう。私の近所では最大の救急指定病院である荻窪病院で予約は取れたものの実際のPCR検査は2日後になるとのこと。さらに検査を受けてから結果が出るまでタイムラグを考えると時間が掛かりすぎてしまうので、今日中にPCR検査だけは済ませたい、と発熱外来のある病院へ電話をかけ続けたところ何とか当日に診てもらえるところが見つかりました。
リンク:発熱等、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の受診先(東京都)
そこの先生は私の顔を見て「多分、陽性だろうね」。顔つきで感染を判別できるくらい患者数を診ているのか、もしくはそれほど特徴的な表情になっていたのか…。
私は妻と2人暮らしですが、妻は症状が全くない状態でした。とは言え濃厚接触者になることは明白でしたので、一般の検査会場で抗原検査を受けてもらったところ陽性との結果。私の検査結果を見るまでもなく、これはもう2人とも感染しているんだなと覚悟を決めました。
◆高熱が続く…
2日目
体温は一日の中でも上下し、特に夜になると38℃を超えて寒気と倦怠感も強く、寝ていても起きていても非常につらい状態でした。喉の痛みも強くなってきており食事どころか唾を飲み込むのも痛いので常に軽く食いしばっていました。処方された喉の炎症を抑える薬もあまり効果がなく、唯一ロキソニンだけが一時的に痛みを緩和してくれて、何とか眠りにつくことができました。特効薬も改善の兆しもないこの苦しみは、あたかもそれが永遠に続くかのような錯覚に陥り気が滅入っていました。
そして、3日間ほぼ寝込んでいるため腰が痛い!それはもうどうしようもないのでひたすら寝返りを打っていました。
◆喋るのも辛い
3日目
世間的にはバレンタインデーでしたが、甘いものが大好きな私がチョコレートを食べたいと全く思いませんでした。
喉はガラガラで喋るのも痛いくらい腫れていて、味の濃いものを喉に通したくない。熱は37℃台に下がったものの、サラダのような冷たい料理は身体が冷えて調子を崩しそうなので、もっぱら温かいうどんが主食でした。
ここで気が付いたのは、主な症状が喉の痛み、発熱、倦怠感といった「咽頭炎」であるということ。通常株やデルタ株のような「嗅覚・味覚障害」「気管支炎」の症状がないということはこれはオミクロン株なのでしょう。そういえば、PCR検査の際にパルスオキシメーターも99%で正常値でした。肺の機能については今のところ支障はないようです。
◆うちサポ東京に依頼!
4日目
体温は36℃台で発熱も落ち着き、喉の痛みも緩和して症状が改善してきました。ようやく悪夢から脱した気分です。咳や痰が絡むといった症状はまだ残存しており、身体が冷えると咳が出るので油断は禁物です。
妻は当初から36℃台の微熱で他の症状もなく普段通り元気な様子でした。それでも感染者には違いないため外出はできない身です。そこで不測の事態に備えて自宅療養サポートセンター(うちサポ東京)に食料品配達の依頼をしました。電話での依頼から2日後に届きました。一人につき段ボール3箱とかなりの量、これで買い物には行けずともしばらく何とかなりそうです。
◆運動不足が気になり始める
7日目
5日分処方された薬はすべて飲みきって咳と痰も多少ありますが、もう薬は必要なく今回のことを記事にまとめられるくらいには回復してきました。倦怠感も僅かにありますが、これは自宅療養での運動不足が影響しているようです。今はもう安静よりも散歩をしたいくらいです。
そこで私が実践しているのが、ふくらはぎの運動とストレッチ。足の筋力維持と全身の血行促進のために行っています。コロナ回復期のリハビリに丁度いい運動です。
◆困ったときは誰かに頼ろう!
当初、発熱したときはただの風邪だと思っていました。ちゃんと感染対策もしているので感染することはないと思っていました。私以外の職場スタッフは全員PCR検査が陰性でした。そんな環境においても感染した私が思うことは、もはや誰が感染してもおかしくないといことです。この記事を読んでいるあなたも決して他人事ではありません。
私の場合は幸いにも妻が無症状であったため、食事の用意などの家事はいつもどおりにやってもらえたのは幸運でした。また、差し入れやお見舞いの言葉をいただけたことも励みになりました。

困った時にはまずは誰かに相談しましょう!友達でも知り合いでも職場の同僚でも構いません、何なら行きつけのお店でも、もちろん杉並整骨院でも大丈夫です!
個人的に頼るのが難しい場合は公共機関に頼りましょう。感染症への不安や療養中の困りごとについても相談することができます。
ひとりで解決できないことは誰かに相談することが大事ですよ!