○○味が無性に食べたいときの体の状態
突然何かが無性に食べたくてたまらなくなることはありませんか?
たとえばどうしても大好物なわけでもないのに、甘いものやすっぱいもの、塩辛いもの、なぜだか急に体が欲してしまう現象。
ある特定の食べ物を欲するときは体に何かが足りていない、つまり不足を補おうとしているのです。
とにかく甘いものが食べたいとき
実は糖分の不足ではなくタンパク質が不足しているかもしれません。
タンパク質が不足するとセロトニンという物質が作り出せなくなります。
このセロトニンが不足すると体は糖度が高いものを欲します。
甘いものの摂取によりセロトニンが分泌されてもタンパク質は効率よく補えません。
大豆製品や鶏のササミなどタンパク質の多いものを取りましょう。
とにかく塩辛いものが食べたいとき
ミネラル不足の可能性があります。
汗をたくさんかいたときは塩分が一緒に流れてしまうので不足しがちです。
またミネラル不足の原因としてはストレスも関係してきます。
ストレスは副腎という臓器が機能して緩和しています。
しかしそのストレス反応により副腎が疲労すると体の中の水分、塩分の排泄が促進しすぎて結果ミネラル不足を起こしてしまいます。
副腎を守るためにストレスをなるべくためずミネラルをとりましょう。
とにかくすっぱいものが食べたいとき
疲労が溜まっているサインです。
酸っぱいものに多く含まれるクエン酸。
このクエン酸は体の疲労物質である乳酸の分解をしてくれるので摂取により体の疲れが緩和されます。
また疲労回復に一番有効なのは休養です。
疲れがひどいときはしっかりと栄養をとり早めに休みましょう。
とにかく脂っこいものが食べたいとき
カリウム不足の可能性があります。
体が水分を溜め込んでしまい同時に脂質も欲するようになるのです。
むくみの原因にもなるのでカリウムをしっかりと摂取し余分な水分を排出しましょう。
まとめ
この何かを極端に欲する感情はときに暴飲暴食をおこしてしまうので普段の生活でしっかりと栄養をとりストレスをためないように心がけましょう