夏から始める冷え性根本対策!
夏は冷え性(冷え症)の方にとって症状が少し和らぐ季節。
でも油断してはいけません。
夏のこの時期からしっかり対策をして、数ヶ月後にやって来る寒い冬に備えましょう。
いくらなんでも早すぎない?
冷え性とは熱を作り出しそれを全身に運ぶ「産熱機能」が低下しているために起こります。しかし夏のように気温が上昇するとその機能が低下していても気付かず過ごしていることがあります。冷房の効いた部屋にいると途端に冷えの症状を感じることがある方は要注意です。
この産熱機能はすぐに上げることができるものではないので、冷え性の方は特に早い時期からの対策が必要になるのです。
巷でよく聞く冷え性対策のあれこれ
よくテレビやネット、本などで冷え性にはこれ!!といった方法がありますが試してみてもあまり効果を実感できなかったという方が多いのではないでしょうか?
たとえばショウガなど体を温めるものを摂取した時には、多少温かさを感じると思いますが、驚くほどの変化がありそれが持続するかと言えばそうではありません。
また厚着をしたりカイロを付けても暖かさの効果は一時的でしかありません。
これらの事は冷え性を改善するというよりもその場の寒さ対策として有効です。
強制的に機能を上げる温冷交代浴
今回紹介させていただく対策方法は「温冷交代浴」と言って、持続性、即効性があり、更に日々継続していくことによって体質を変える入浴法です。
方法
- 40~42℃の熱めのお湯に3~5分ほどつかります。
- 15~20℃のシャワーを手足にかけます
- ①と②を5回ほど繰り返す
心臓への負担もあるので慣れるまでは冷水を体幹部にはかけないようにしましょう。
冷水をかけた後、体の表面がしびれた感覚になりポカポカしてきます。これが熱が運ばれている状態ということになります。
熱する→冷やすを繰り返すことが強制的に熱を運ぶ機能を高めることになるのです。
冬になり寒くなってからでは水も冷たくなかなか続けることが難しくなってしまいます。夏から始めるメリットはここにあります。
続けていると体も慣れて冬になっても平気で全身に水を浴びることができるようになっているでしょう。
習慣化には時間が必要
人が物事を習慣づけるには66日必要と言われています。夏に始めるとちょうど冬になる前には習慣として癖づけができているころですね。
毎日の習慣こそ、冷え性を治すカギ。
冷え性の方はぜひこの夏からチャレンジして冬までに冷え知らずの体を作りましょう。