寝相がいいと寝起きがつらい⁉
みなさんは「寝相が悪い」ということに対してどのようなイメージを持たれますか?
悪いというワードからあまり良いイメージは持たれないと思います。
寝相が悪いと布団を蹴飛ばしたりして風邪をひいてしまったりというのが悪いイメージでしょうか。
確かに体調を整える上で風邪予防は大事なのでなるべくキレイに寝たいですね。
しかし寝相が良くまったく動かないということも問題なのです。
何が問題かと言うと寝返りが少ないと身体にかかる負担が分散されずに、同じところに負担がかかります。
そうして負担がかかったところが寝起きの際にとてもつらくなるところです。
とくに腰部、横向きでずっと寝ている方は下にした肩に負担が来ることが多いです。
ではどういった時に寝返りが少なくなってしまうのかを紹介します。
低反発マットレスと高反発マットレス
みなさんは低反発のマットレスと高反発のマットレスどちらを使用していますか?
結論から言いますと少し硬めの高反発マットレスが寝返りをうつには最適なのです。
身体が沈み込む低反発マットレスで寝返りをうつには多少力が必要になってきます。
寝ている間にはそこまで力が入らないので同じ姿勢になってしまう時間が多くなるでしょう。
低反発マットレスは荷重を分散してくれるのがウリなものもありますが身体へかかる負担はなにも荷重だけではありません。
下にしている方はいくら分散されても圧迫はされています。
圧迫されたままですと血行がそこだけ悪くなり、翌朝痛みとなってあらわれることがあります。
なるべく沈み込みすぎないマットレスを使いましょう。
重たい掛け布団
とくに冬場などはしっかり布団をかぶり暖かくして寝たいですよね。
掛け布団は重さや素材で選ぶと良いでしょう。
重たい掛け布団はその重さから寝返りをするのに少し力がいるので、軽くて暖かい羽毛布団がベストです。
また寒い時期には毛布を使いたいという方も多いのではないでしょうか。
毛布は起毛素材なのでパジャマとの摩擦が生じ、寝返りがうちにくくなります。
そこでおすすめしたいのが、掛け布団の上に毛布をかける方法です。
毛布とパジャマが合わさらないので寝返りがうちやすくなります。
さらにパジャマも同じく滑りの良い素材を選ぶと良いでしょう。
首回りにフードがついているものや汗を吸うと重たくなるようなパジャマは寝返りのさまたげになります。
枕
枕も寝返りをする上で重要になります。
枕があっていないと寝心地の良い姿勢を探して動くことが多くなります。
実は寝返りと寝苦しくて動くのは違うことなのです。
寝苦しくて動くのは枕などがあっていなくて体にストレスがかかっているため、それを解消しようとしてムズムズと動いたりします。
理想はあおむけも横向きも両方とも高さが合った状態です。
実際に寝返りをうってみて確認しましょう。
まずあおむけの状態で膝を立て、両方の腕をクロスします。
この状態のまま右、左と回転してみます。
このとき肩と腰、骨盤がほぼ同時に動いていれば大丈夫です。
どちらかが先行してそこについてくるように動いている場合は高さが合っていないことがあります。
枕を買う際はタオルを重ねたりして高さを確認してからにしましょう。
子供、ペットがいて寝返りがうてない
一緒の布団で隣同士で眠ると意識して寝返りができないことがあります。
どうしてもそれが問題で生活に支障が出ているときは広いベッドにしたり寝る場所をわけたりしましょう。
いかがでしょうか
朝、起きぬけにコリを感じたり疲労感を感じる方は寝る姿勢を見直してみることをおすすめします。