コロナ離婚が増加中?夫婦間ストレス!整骨院的かいけつ法
コロナ禍でも毎日元気に歩いて通勤の外山です。
この一年で患者さんにもテレワーク・リモートワークの方が随分と増えました。
テレワークで家族が家にいるため家事が増えた、通勤時間がなくなった分仕事の時間が増えたといった声も聞かれますが、コロナ禍での夫婦関係に変化はあったのでしょうか?
◆コロナ離婚は増えている?
テレワークで夫婦同士の不満が浮き彫りになり離婚してしまうという、いわゆる「コロナ離婚」という言葉も生まれましたが、本当にコロナ禍で夫婦仲は悪くなったのでしょうか?明治安田生命が「いい夫婦の日」にちなんで2020年10月に実施したアンケートを見てみると…
- 仲が良くなった 19.6%
- 変わらない 74.3%
- 仲が悪くなった 6.1%
実際は仲が悪くなった夫婦はそこまで多くはないようですね。「コロナ離婚」というワードが強過ぎて、一人歩きをしていたようです。
とは言え、どんなに仲がいい夫婦でも不満やストレスは付きもの(ですよね?)。お互いの不満に大らかになり、ストレスを軽減する秘策を紹介します!
そして、夫婦仲が良く円満でもパートナーに健康面の不安があったら心配ですよね。末長く夫婦円満でいるためには健康面のケアは欠かせない要素です。
というわけで今回は「夫婦円満」と「健康」の両立を目指す手段を提案します!
◆夫婦円満って何?
夫婦円満とは何か?式に起こすと以下のように定義できると思います。
幸福感・思いやり>不満・ストレス
不満やストレスがあってもそれを上回る幸福感と思いやりがある状態です。では、幸福感・思いやりを持つためにはどうしたら良いのでしょうか?それはズバリ「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」と「オキシトシン」を出すことです!
◆幸せホルモン「セロトニン」を出すためには?
<セロトニンの働き>
- 不安やイライラの抑制
- 体内時計の調整
- 体温の調整
- やる気の向上
- 消化を促進

セロトニンが不足すると不眠や食欲不信、感情が不安定になったり平常心が保てなくなります。また、肩こりや腰痛の原因にもなります。
<セロトニンを分泌するためには>
・太陽の光を浴びよう!
3密を避けることは重要ですが、家にこもって日の光を浴びないことも健康に良くありません。テレワーク中でも1日20〜30分は日光を浴びましょう。
・リズミカルに身体を動かそう!
ウォーキングや体操など一定のリズムで動作をしましょう。もちろん筋トレでもオーケーです。食事の際に良く噛んで食べることも重要です。
・「トリプトファン」と「ビタミンB6」を摂ろう
「トリプトファン」というアミノ酸と「ビタミンB6」はセロトニンの材料になります。
<トリプトファンが多く含まれる食材>
赤身肉、レバー、赤身の魚、魚卵、乳製品、大豆製品、ナッツ類、バナナ
<ビタミンB6が多く含まれる食材>
にんにく、しょうが、かつお節、肉類、レバー、赤身の魚、バナナ
◆幸せホルモン「オキシトシン」を出すためには?
<オキシトシンの働き>
- 不安の軽減
- 痛みの抑制
- 傷の治癒
- ストレスホルモンの低下
- 免疫機能の強化
- 骨の形成
- 筋肉の再生
- 記憶力の向上

オキシトシンが不足するとストレスに弱くなり、精神的に不安定になりやすくなります。
<オキシトシンを分泌するためには>
- 親切にする
- 親しい人とのスキンシップ
- 見つめ合う
- マッサージを受ける
- ペットと触れ合う
つまり、オキシトシンの分泌を促すには他者との関わりが鍵ということです。
夫婦間でスキンシップをとりつつ身体的なケアができるなら、夫婦円満と健康の両立ができます!
そこで、今回は夫婦でできるペアストレッチを紹介します!
◆ストレッチの効果とは
・疲労回復
柔軟性が高まり、血行が促進されることで疲労物質が排出されやすくなります
・ケガ、痛みの予防
関節の可動域が広がることでケガや痛みの予防ができます
・リラックス効果
ゆったりとしたストレッチでは副交感神経が優位になり、脳や心が落ち着きます
・ダイエット効果
筋肉の活動が促進されることで代謝が高まります
◆ストレッチの注意事項
・気持ちよさ>痛み
ストレッチの痛みが強いと却って身体は緊張します。痛みより気持ちよさが上回るように加減しましょう。
・呼吸は止めない
呼吸は止めずに、特に息を吐くことを意識して行いましょう。
・時間は一回20秒
一回につき20〜30秒が目安です。
・ベストな条件は?
入浴後で筋肉が温まっている状態がベストです。ゆったりとした動きやすい格好で行いましょう。

お風呂上がりは脱水状態になっていますので、ストレッチ前には必ず水分補給をしましょう。
◆こういう時のストレッチはNG!
- 筋肉に発熱や痛みがある
- 飲酒後
- 食後30分以内
- 血圧に大きな変動がある
- 吐き気や下痢の症状がある
- 医師から運動を制限されている
◆ペアストレッチで夫婦円満&健康に!
※受ける方は適度な痛みが出たら、それ以上負荷がかからないように相手に伝えましょう
☆バンザイストレッチ
・受ける方は仰向けで床に寝てバンザイします。
・かける方は頭側から手首をつかみ脇を伸ばすように引っ張ります。
<ポイント>
- 手首の関節に負担をかけないように前腕の骨を握りましょう。
- かける方は腕力ではなく体重移動で引っ張りましょう。
- 受ける方は腕や肩に力が入らないようにしましょう。
☆大胸筋ストレッチ
- 受ける方は床にあぐら、または椅子に座ります。
- かける方は後ろに立ち、ヒザから太ももを受ける方の背中に当てます(背もたれがある場合は不要)。肘の前面を押さえて、胸を開くように後ろに引きます。
<ポイント>
- 受ける方は腰・背中を丸めないように座りましょう
- かける方は腕力ではなく体重移動で引っ張りましょう
- 受ける方は腕や胸に力が入らないようにしましょう
☆もも裏ストレッチ
- 受ける方は仰向けに寝てヒザを胸につけるように曲げます。
- かける方は手でヒザと骨盤を押さえます。受ける方の足裏を自分の骨盤に当てて体重移動で前方に押します。
<ポイント>
- 受ける方は床に腰がつくようにしましょう、腰が反っていると傷める場合があります
- かける方は優しく骨盤を押さえましょう
☆ふくらはぎストレッチ
- 受ける方は仰向けで寝て片足を上げます
- かける方は上げている足首をかかと側からつかみ、反対の手で足を反らすように足裏から押します
<ポイント>
- 受ける方は床に腰がつくようにしましょう、腰が反っていると傷める場合があります
- かける方は体重を乗せて押すと楽にできます
今回は比較的簡単なペアストレッチを紹介いたしました。
ご夫婦のコミュニケーションの一環としてぜひ挑戦してみてください。

図と文章だけでは分かりにくい、他のポーズも知りたいという方は杉並整骨院にて実際に指導もいたします。
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