寿命が縮む!?「テレワーク症候群」はヒーローがぶっ飛ばす!
こんにちは!座りすぎで切れ痔になったことのある外山です。
その時は仕事ではなくゲームのしすぎでしたけど…
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コロナ禍ですっかり定着したテレワークですが、みなさんの感想はいかがですか?
「通勤時間がなくなった」「仕事に集中できる」「無駄な会議が減った」などのメリットもある一方で、「首や肩が痛い」「モチベーション低下」「ストレス増加」といった声も聞かれます。今回はテレワークのお悩み、すなわち「テレワーク症候群」の解決策を提案していきたいと思います。
・テレワーク症候群ワースト5!
(NTTリサーチ コム調べ)
第5位
なんとなく気分が落ち込んでいる
第4位
モチベーションが低下しやる気がでない
第3位
オン・オフの切り替えがなく気分転換できない
第2位
体重が増加した
第1位
運動不足
テレワークでの不安や悩みについて該当数の順位です。どうでしょう、思い当たる項目はありますか?第1〜2位は身体の不調、第3〜5位はメンタルの不調ということになります。では、テレワークの何が身体的および精神的ストレスを及ぼすのでしょうか?
・テレワークの問題点
1)座りっぱなし
勤務時間と休息時間の切り替えが上手くいかず、また周りの進行状況や評価が気になって本来の勤務時間以上に働きすぎてしまうケースがあるようです。結果として座りっぱなしになり、運動不足で「コロナ太り」「首や腰の痛み」「肩こり」を引き起こします。さらに不規則な生活により自律神経が乱れ「睡眠障害」や「集中力の低下」が起こります。
また、ハーバード大学医学部リー氏によると、長時間座っていることで、心臓病6%、糖尿病7%、乳がん10%、大腸がん10%とかかるリスクが上昇するという研究結果が出ています。もしかすると、テレワークが普及することで平均寿命が縮むことになるかも知れません。
2)不安や焦り孤独感の増加
対面コミュニケーション不足により情報不足、連絡不備、トラブルの抱え込みなどが原因で不安や焦りを生じます。気軽に相談できる相手がいない場合はいっそう孤独感をつのらせることになり、いわゆる「コロナうつ」の原因にもなります。
3)家庭との両立
在宅の家族がいたり、専用の作業スペースが確保できなかったりする場合には家族との調整が必要となります。そうすると時間的な制約や集中力の低下により生産性が落ちるため、ストレス増加にもなります。家族が在宅していることで却って、料理や買い物などの家事の時間が増えたというケースも少なくありません。
では、コロナ禍で行動制限が余儀なくされる中、これらの問題の解決策を提案してみたいと思います。
【体調不良の改善のために!】
・立て!立つんだ、ジョー!
まず、長時間の座りっぱなしを解消したいですね。時間を決めて強制的に立ち上がるのが効果的です。最長でも60分座ったら、無条件に立ち上がるようにしましょう。忘れがちな場合はスマホアプリなどでタイマーを設定するのがオススメです!
ちなみにGoogleとFacebookの会社は「スタンディングデスク」を導入して、立ったままでも業務ができるようになっています。ミズーリ大学のブルードーン氏らによると、座って考えるより立って考えた方が33%も早く意思決定ができたとの実験結果が出ています。つまり座りっぱなしは思考力の低下を招くということです。これらの2大企業が先進的なサービスを継続し続けているのは、このような取り組みが一因かも知れません。
・立ったら動く!
立ち上がったらそのまま体操をしましょう。オススメはラジオ体操ですが、両手を挙げて伸びをするだけでも構いません。緊張した筋肉を動かすことで血行が良くなり、疲労も取れやすくなります。
こちらの記事も参考にしてみてください。

・メリハリをつけよう!
業務の時間と休憩・終業時間をハッキリさせましょう。休憩時間には一旦仕事のことは忘れて、散歩をするのもいいでしょう。公園など自然がある場所の方がストレス軽減により効果的です。外の空気で腹式呼吸したり、青空を見上げたりしましょう。「自然」「腹式呼吸」「青色」はストレスホルモンを減少する効果も科学的に立証されています。心身ともにリフレッシュすると、アイデアも出やすくなります。余裕があればシャワーやお風呂に入ったり瞑想をしたりするのも良いですよ、テレワークのメリットです!
【メンタル不調の改善のために】
・会話をしよう!
こんなご時世ですが、やはり人と直接会ってのコミュニケーションは大切です。家族と一緒に生活をしているなら感謝の気持ちを伝えたり、手をつないだりすることで心が落ち着いて、気分が楽になります。ペットと触れ合うのもいいですね。
ペットセラピーの研究では動物と触れ合うことで「幸せホルモン(オキシトシン)」が増えるとされています。
また、手前味噌で恐縮ですが、整骨院なら通院のために歩いて、専門的な身体のメンテナンスと気さくな会話が同時にできますので、この記事の問題はほぼ解決できてしまいます!
・規則正しい生活をしよう!
誰もが一度は耳にしたことがある「規則正しい生活を心がけよう!」です。具体的には、決まった時間の食事、7時間以上の睡眠が理想です。就寝2時間前までに食事を終えて内臓を休ませ、就寝1時間半前には入浴を済ませて体温を下げることで寝付きを良くすることができます。
・気分は姿勢で変えられる
猫背でじっとしていると気分が落ち込み、背筋を伸ばして胸を張って堂々としているとやる気が湧いてくる!そんな研究結果がハーバード大学のカディ氏らによって出ています。
前かがみで縮んだ姿勢でいると「ストレスホルモン(コルチゾール)」の分泌が増え、「無気力・ネガティブ・自信喪失」といった気分になります。逆に背筋を伸ばしシャンとしていると「やる気ホルモン(テストステロン)」が増えて「やる気アップ・ポジティブ・自信が湧く」といった気持ちになってきます。テレワークでのメンタル不調の改善のために、まずは気がついたら背筋を伸ばすクセをつけましょう!
・2分間ヒーローになろう!
ウルトラマンの活動時間は3分ですが、ストレス解消なら2分でOK。上記のカディ氏によると「両手を腰に当てて、胸を張って背筋を伸ばし、堂々と立つ」という、いわゆるヒーローが登場した時のようなポーズを2分間とることで「やる気ホルモン」が増加、「ストレスホルモン」が低下することが分かっています。子供のころに憧れたヒーローになりきって、頭の中で口上を述べてもいいかもしれません。仮面ライダー、ウルトラマン、スーパー戦隊、スーパーヒロイン、魔法少女など。

ちなみに私は「ジャッカー電撃隊」と「仮面ライダースーパー1」が好きでした。内容は全く覚えていませんが(笑)
【まとめ】
- 定期的に立ち上がりましょう
- 休憩はちゃんと取りましょう
- お散歩しましょう、できれば自然がある場所で
- 腹式呼吸や青空を見上げましょう
- 瞑想をしましょう
- 人との会話やペットとの触れ合いをしましょう
- 規則正しく食事と睡眠を取りましょう
- こまめに背筋を伸ばしましょう
- 2分間ヒーローになろう!
全部を行う必要はありません、できるものから始めてみてください。
いくつになってもヒーロー・ヒロインを心に宿し、この激動の時代を乗り切りましょう!